- 私がくると鼻をぐずぐずされる...
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周りの反応が自分のニオイに原因があるような気がする...
これらは体臭が臭いのではなく、単に「自己臭恐怖症」という精神的な症状なのかもしれません。
いわゆる「思い込み」。
自己臭恐怖症とは
自己臭恐怖症とは「自分の体臭や口臭が周囲に迷惑をかけているのではないか?」と過剰に気にしてしまう精神的な症状です。
これは決して珍しい「状態」ではありません。
どういう状態かというと、「体臭や口臭など、自分が原因であろうニオイについて、第三者の反応等を必要以上に怖がってしまう精神的ストレス」のある心理状態のことです。
精神的に追い詰められた状況なのですが、難しいのは実際に体臭や口臭がひどい人のみならず、人に比べてたいしてひどくないのに死ぬほど怯えている人も多いということです。
私は便宜的に後者のみを「自己臭恐怖症の状態」と考えています。
このような心理状態になるのはなぜ?
もちろん何らかのきっかけ・理由があると思います。
例えば、お友達の「なんかここら辺、変なニオイしない?」などの何気ないひとこと。
あるいは「私が来ると、特定の人が鼻をグスグスさせる」といった、第三者の行動をよく見かけるなど数え上げればキリがありません。
つまりはそういう周りの反応や言動が、自分のニオイに原因があるような気がするというきっかけです。
このようなことが何度かあると、周りの反応は全部自分が原因と思えてくるし、誰かが笑えば、自分が笑われていると思えてきます。
コソコソ誰かがうわさ話していれば自分の話をしていると思えてくる…
このような心理状態になると、なかなかそのスパイラルから抜け出せなくなります。
実際、「直接何か言われたことはない」と自己申告される検査ユーザーもすごく多いです。
自己臭恐怖症で悩む人は多い
日本人1,500人の体臭データを分析し、体臭に悩む日本人のうち16.0%が人並み以下の体臭というデータがでました。
また女性においては、実に21.6%の人が強い体臭や忌避度の高い体臭ではないにもかかわらず、自身の体臭に対して深く長い期間悩んでいたということが判明しました。
この傾向は、清潔、無臭志向に大きく傾いている現代日本社会を背景として捉えると、今後も更に拍車がかかるものと予想されます。
体臭が人並み以下であるという当社での判断基準は、下記の条件をすべて満たす場合に下されます。
(1) 第三者に体臭を感知される可能性のある接近限界距離が1m以下である。
(2) ワキガ臭が無い。
(3) 鼻啜りや咳き込み、くしゃみ等の第三者反応が起こるほどの刺激感物質発露がなく、パトムではないと判断される。
(4) 加齢臭と判断される等の、忌避度の高い基礎体臭バランスではない。
(5) GCMCデータで、ワキガ臭原因物質を含む忌避度の高い臭気分泌物の検出がない。
(6) GCMSデータ上の総分泌量として同性同年代平均値を下回り、尚且つ突出している物質の検出がない。
上記のGCMSデータは、二人の20代女性が同じ条件で体臭検査に臨んだ結果となります。
左側は自己臭恐怖症のユーザー、右側は同性同年代平均を上回る基礎体臭物質分泌があり、なおかつパトム物質検出も見られる、やや強めの体臭を持つユーザーの臭気物質分泌データとなります。
同じ20代女性でも個人によって体臭原因物質発露の状態は大きく異なります。
若い女性が多く見られる
下記グラフにあるように、自己臭恐怖症は若い女性で突出しています。
『10代女性』においての自己臭恐怖症の比率は、実に4割近くにおよびます。
年齢を重ねるごとに下がっては来ますが、それでも50代までは男性の自己臭恐怖症の比率を大きく上回ります。
「自分自身に体臭があり、周りに迷惑をかけている」と思い込み、人とのかかわりを避けるようになって、やがて不登校や引きこもりに繋がることも多い自己臭恐怖症。
下記グラフの通り、10代および20代女性(学童も含む)での罹患率の高さが懸念されます。
自分が自己臭恐怖症か確認しよう
自分が自己臭恐怖症に陥っているのか否か気になりますよね。
簡単にチェックできる方法があります。
下記のいずれか3つ以上当てはまるなら、自己臭恐怖症の可能性ありです。
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他人のしぐさ(鼻をこする、咳をする)が「自分の臭いのせい」と思う
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消臭対策(シャワー・香水・洗濯)を過剰にする
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家族や友人に「臭い?」と何度も確認する
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仕事や学校で人と会うのが怖くなった
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皮膚科・耳鼻科・歯科で異常がないのに「臭う気がする」
いくつ当てはまりましたか?
当てはまったならどうやって治せばいいのでしょうか。
自己臭恐怖症の改善方法
改善するには薬物療法や認知行動療法という方法で改善します。
薬物療法
緊張や不安を軽くするために、「セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」がよく使われます。
認知行動療法
一般的に、認知的アプローチと暴露反応妨害法を行います。
例えば、気になるにおいを消すための行為を我慢させ、恐怖に感じている状況に徐々に慣れるようにするのです。
絶対にニオっている、ニオイが自分の評価を下げている・すべての人を不快にさせているといった考えや認知面がある場合には、認知行動療法で修正を目指すことも大切です。
人が嫌がらない体臭であれば恐怖する必要はない
ワキガ専門医や皮膚科の医者など、病理的な体臭でなければ
「誰でも体臭はあるので気にする必要はありません。もし、その気持ちが解決できないなら心療内科を紹介します。」
と、言い方は悪いけれども厄介払いをされてしまいます。
しかしおっしゃることは正解です。
誰にでも体臭はあります。
それは私が保証します。
どんなに体臭が少ない人でも私のような専門家にかかれば、50㎝あればその人の体臭を感じることができます。
けれども、それが人の嫌がる体臭が実際にあり、たとえ1mしか届かなかったとしても改善すべき問題点があるなら、その人は私の捉え方では自己臭恐怖症には当てはまりません。
逆に人に嫌がられない体臭であれば、自分の体臭を第三者に嗅がれることを恐れる必要はありません。
まずは第三者がアナタの体臭をどう思うかを正確に把握しましょう。
当社の体臭検査では、
「単なる思い込みなのか」
「私の体臭は人が嫌がるニオイなのか」
など特定できます。
検査プロセスの流れ
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申込~検査キットが届く
当サイトからお申込いただきます。
2〜3日で検査用Tシャツや問診票などが入った「検査キット」が届きます。
※中身が分からない様に、無地の段ボールでお送りします。
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検査用Tシャツの着用~返送
検査用Tシャツを24時間着用いただき、キット内の密封袋に入れ、指定された私服や問診票と共に当社までご返送ください。
当社までのキット返送はお客様負担でお願いいたします。
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結果到着~実践
約2~3週間で、検査結果データ・体臭改善マニュアル・体臭改善アイテムがご自宅に届きます。
各マニュアルや消臭アイテムで体臭対策を実施し、根本解決を目指します。
検査後のアフターフォローは無料です。
改善の実感が掴めるまで徹底サポートいたします!
体臭検査を申し込んだ方のお声
実際にご利用いただいたお客様の声を一部ご紹介いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
検査をして正確に判断しよう!
当社の体臭検査では、単に調べるだけではありません。
お一人おひとりに合わせた改善プログラムを丁寧にご提案いたします。
体臭検査を選ぶと分かること
1)体臭全体の強さ(6段階評価)
2)体臭全体の不快度(6段階評価)
3)タイプを含む体臭全体のイメージ
4)接近限界距離(0.5m~数m)どれだけ離れている人まで体臭が感知されてしまうかの目安
5)強度(弱・中・強の3段階評価)
6)体臭の発生場所と、それぞれの強度・不快度及びニオイのイメージ
7)体臭の原因物質と物質ごとのニオイ傾向
8)体臭の改善策
検査の内容
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部分感応検査
40℃に加熱した液体を直接嗅いでニオイの「質」を調べます。 -
部分強度測定
身体の部分ごとの臭い強度を数値化して測定します。 -
ガス検知管検査
特定悪臭物質を選定して、1つずつ有無を調べます。 -
GCMS臭気物質分析
高性能専門機器を使用して体臭の原因となる臭い物質の種類と量を測定します。 -
pH測定
分泌物のpHから、表皮状態や雑菌の有無を考察します。 -
全体感応検査
体臭全体の強さや印象、および体臭の到達距離を測定します。 -
消臭原料生成
臭気物質に合わせた消臭成分を選定して消臭原料を製造します。 -
消臭実験
検査用Tシャツをサンプルにして消臭効果の実証実験を行います。 -
洗浄実験
ユーザーの私物をサンプルにして、洗濯時の消臭効果実験を行います。
検査結果と改善プログラムは、データシートで届きます
このような悩みがあるなら体臭検査を実施してみましょう
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私がくると鼻をぐずぐずされる...
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周りの反応が自分のニオイに原因があるような気がする...